【記録】閉鎖的な団地暮らしも案外悪くないよって話
こんにちは。
現在も全力でCOVID19の封じ込め対策中の上海。
団地封鎖ってどんなの?と日本の友人から聞かれたもので、
今後に何か役立てばと記録してみます。
我が家の団地の場合 (2月22日現在)
出入りを1つの門に集約させ、それ以外を封鎖
結構しっかりした柵で塞がれています。
こちら側の門にも宅配ボックスがあるのですが、
それも使用禁止に。
団地から出る際には
門の内側にいる服務員さんに
住人のみ所持している通行証を渡し、
代わりに外出用の通行証をもらいます。
帰ってくる時は
外出用通行証を門の外側にいる警備員さんに渡せば
元の通行証を返してもらって団地内に入れます。
その際に検温あり。
徹底的に住人以外の出入りを禁止。
宅配便、デリバリーの受け取りは
どの宅配便、どのデリバリーも
接触なしの方法での受け渡しになりました。
宅配便、郵便物の場合
宅配便は団地が設置したテーブルや、
門の外の芝生に置かれるようになりました。
警備員さんが常時数人いるため、盗まれるということはないかと。
(もし盗難があれば速攻各所のに設置された防犯カメラの映像でチェックされるし。団地からの通知はもちろん、盗難に遭った人が団地のwechatのグループに絶対書き込むからすぐに分かると思う。笑)
団地の門に着いたら宅配員の方から電話があるので、
その都度取りに行っています。
受け取りに行く度に
外から帰ってくる人は宅配の荷物を持って帰ってきている人が多いので
長い自宅生活で通販での買い物がいつも以上に多そう。
デリバリー・宅配スーパーの場合
こちらもデリバリーの方が着いたら電話をくれるので、
その都度取りに出ています。
出入りの際に発熱が確認されたら
門の外にあるテントに一時隔離。
発熱が確認された人は団地外のこのテントに隔離し、
すぐに救急車が呼ばれるんだそう。
団地内は
団地内スーパーに買い物に行く人や、
荷物類の受け取りの人以外は外に出ていない印象。
前はマンションの下の椅子で話し込んでいるおばあちゃんたちや、
犬のお散歩、団地内の公園で遊ぶお子さんをよく見かけていましたが、
今はそれも全然なくなりました。
同じフロアの住人は極力人との接触を避けるために、
夜中に犬のお散歩に行っています。
いつもはゴミの分別を促す掲示板も、予防へのスローガンに。
上海市の健康促进中心からのポスターと、
家での生活をサポートするよ〜のメッセージ付きの宅配スーパーのポスター。
こういう時のスピード感と臨機応変さ、
そこにビジネスを結びつけるのが本当上手だな〜っていつも思う。
結構安心感がある
ここまでするの!?と思われそうですが、
まだ特効薬もない、詳細な輪郭がはっきりしないこの感染症に立ち向かうのに
今では「大げさなくらいの防衛がちょうどいいのかな」と感じるように。
分からないからこそ出来ることを最大限やっておこう!
を多くの人が実践し継続している結果、
ここ数日の上海での感染者増加にブレーキをかけてくれているのかなと思います。
生活に必要な様々なものが
在宅でもいつも通りに手に入ること。
団地内の人の移動も最小限。
そして各所はこまめに徹底消毒されているお陰で
不自由なく、割と落ち着いて暮らせています。
至福のデリバリータイム。一點點のカップが可愛くなっていた…!!
遅めのバレンタイン仕様?
軟禁と言えばそうなのかもしれないのですが、
あまり自分の状態をマイナス要素がある呼び方をしないように
これからも出来るだけご機嫌に過ごせるよう心掛けていきたいなと思います。
日々ニュースの情報で現状を確認していますが、
医療従事者の皆様、関連企業の方々、生活に関わる業務を担当してくださる方に
心より感謝を、そして一日も早い収束を願うばかりです。
最後に…
今日猫の日なので…
我が家の一人娘をそっと置いておきます…
本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました^^
私もいつも参考にさせて頂いております♪